現代におけるヨガ

私たちは、誰かの期待に応えようとしたり、認めてもらおうと頑張っていることがよくあります。 日常の様々な事柄にストレスを抱えます。 こうした「無理」を重ねていくと、次第に「本来の自分」を見失ってしまいます。      人生を最後まで自分と過ごすのは、自分自身です。 ですから、自分自身を高めて、快適にすることが、よりよく生きる秘訣なのです。 ヨーガの本来の目的は「悟り」です。 悟りとは、「本当の自分を知り、好きな自分として、快適に生きること」です。 ヨガはそれを目的としています。 ヨーガ発祥の地インドでは 本来ヨーガは、厳しい気候の中でより良く生きるための教えであり、 生活に根付いたものでした。 ですから、ヨガの中には「人生の知恵」が集約されているのです。 そのため、ヨガでは、身体が柔軟であるかどうか、ポーズのできるできないは問題にしません。 老若男女、全ての人にとって、生きる上での大切な学びなのです。

ところで、実際にヨガを始める理由は、 ダイエット、(糖尿などの)病気、肩こり、腰痛改善等、 身体的理由が多数です。 快適な自分になるためには、快適な身体も必要ですから、 このような身体的な諸症状もヨガを進めるうちに解消していきます。 ヨガのポーズは、 一つ一つに生理的効果があり、身体のねじれ、ゆがみを正していきます。 この際もっとも重要なのが「呼吸」です。 ヨガでは、「心と呼吸は一体である」と考えます。 心が強くなれば、身体も丈夫になっていきます。 ちょっと感じてみてください。 私たちは、不安やストレスに襲われているとき、とても浅い呼吸をしています。 リラックスして、集中しているとき、ゆったりとした深い呼吸をしています。 そう、呼吸と心には深いつながりがあるのです。 ヨガをするとリラックスする その答えは、呼吸が変わること にあるのです。 ヨガで行う呼吸は「腹式(丹田)呼吸」です。 これが、内臓を刺激し、強化するのです。 内臓が強化すると、代謝もよくなり、体力も付きます。 いくら身体の外側ばかりを鍛えても、健康にはなれません。 身体の内部が強くなってこそ、本当の健康が手に入るのです。 ヨガをすれば、身体の芯から強く、美しくなるのはそのためなのです。